どうやって泊まるの?挨拶は?海外(主にアジア圏)のゲストハウスの泊まり方・必要なもの【体験談】

 海外(主にアジア圏)をバックパッカーとして旅することが決まり、できるだけ宿泊費用を抑えたい方ならば、1泊数百円から宿泊できるゲストハウスという施設を利用することになると思います。日本のゲストハウスには泊まったことがあるけれど、海外のゲストハウスってどうやって泊まったらいいんだろうと疑問に思っている方や、ゲストハウス自体に泊まったことがないという方、はたまたそもそもゲストハウスってどんな所?と思っている方。そして宿泊する際に必要なものって何だろうと不安に思っている方。私のように心配性で、他の人にどうやって挨拶したらいいのか頭を悩ませて緊張している方。いろんな方がいると思います。

 アジア圏を3ヶ月バックパッカーとして旅した私自身の経験を踏まえ、この記事ではゲストハウスの定義から宿泊する流れ、必要なものなどをお伝えしたいと思います。

 下に目次を用意しているので、該当箇所を参考にしていただければと思います。何かご質問等あれば問い合わせフォーム自己紹介下部にあるインスタグラムのDMでも受け付けていますので、お気軽にどうぞ!

ゲストハウスとは

 ゲストハウスとは、宿泊施設の一形態で、簡易宿所やB&B(ベッド・アンド・ブレックファスト)と呼ばれることもあります。ホテルや旅館とは異なり、ドミトリー(相部屋)があったり、トイレやバスルームが共用、アメニティ類の提供がないなど、サービス面を最低限に留めることで、宿泊費用を安価に設定していることが特徴的です。

「ゲストハウスとは?」|OAKHOUSEより引用

 勘違いしやすいのが、ゲストハウス=ドミトリー(相部屋)ではありません。ゲストハウスの中にも個室もあれば2人部屋・4人部屋・8人部屋があります。一番多かったのは8人部屋で、それぞれ男女混合と女性のみの部屋です。次に4人部屋です。ちなみに男性のみの部屋はあまり見かけませんでしたが、ないことはないです。

価格帯ってどのくらい?

 場所と滞在する時期にもよって変動しますが、私が2019年春に訪れた際の体感と2022年3月時点でのBooking.comという宿泊サイト(後述)の価格も参考にしています。

コロナの影響も少なからずあり、料金の変動も考えられるのでご参考までに。

価格帯
中国(上海)1,500円/泊の場所に泊まりました。余裕を持って2,000円/泊。
ベトナム北から南まで500円〜700円/泊で満足できるStayができます。
カンボジアアメリカドルが流通しているため近隣国より高めです。
プノンペンが1,000円/泊、シェムリアップが800円/泊ほど。
タイバンコクが500円〜1000円/泊、チェンマイが500円〜800円/泊。
マレーシア首都クアラルンプールで600円〜1200円/泊、あるいはそれ以上。
シンガポール高いです、2,000円〜3,500円/泊みておきましょう。
ラオス首都ビエンチャン:サイトであまり件数が出てこず1,500円〜3,000円/泊。
インド日本人宿で800円/泊ほど。サイト上だと1,000円前後で複数件あり。

 タイとベトナムが圧倒的に安く宿泊できます。そのため物価に関しても同じように言えます。

ゲストハウスの予約方法

 特に長期間の旅をしていると、直前に行き先が決まることが多くなると思います。予約するタイミングとしては、行き先が決まり交通手段が決まってからになりますが、そんな時に便利なのがBooking.comなどのサイトやアプリを使用することです。

 サイトやアプリ上で①行き先、②宿泊数、③人数を入力し検索すると、宿泊施設が数多く表示されます。そこから順番に探すのは大変なので、条件検索で「価格の低い順に表示」させるとゲストハウスなどの低価格な宿泊施設が出てきます。とても簡単なので、一度憧れの地を入力して検索してみてください。

 アジア圏で一番利用する頻度が多かったのが、Booking.comでした。というのも、他のHotels.comExpedia.comよりも金額が低かったのと、ゲストハウスの数が多かったというのが理由です。また同じ施設でも会社によっても値段が異なることがあるので、他のアプリを入れておき、比較をしつつ一番安いところに宿泊しちゃいましょう。

 直接ゲストハウスに訪問して交渉するのもアリですが、少し高めの価格になることが多かったのと、直接の訪問だと空いていない可能性もあるので事前に予約した方がスマートだなと感じました。多くの施設で、アプリで予約した方が安くなると言われました。

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ゲストハウスを選ぶポイント

口コミ

 これが一番大事かもしれません。なぜなら世界中の旅人が評価するので信用ができるのと、良い点や問題点が詳しく書かれておりとても参考になるからです。Booking.comを利用した際、日本人の口コミが最初に出てくるようになっており、同じ日本人の評価ということで少し安心する部分もありました。ちなみに質と量にも注目してくださいね。例えば評価がとても高くても、口コミ数が2人だと信用度が低いとみなしていました。海外という環境なので、念には念を、ね。

 口コミ評価は10点満点か5点満点評価になっているので、10点満点の場合は8点、5点満点の場合は4点あれば高評価です。

また中には、良い口コミを書いたら何かサービスするといって書かせているところもあるので慎重に。

立地

 これもとても大事です。市街地の真ん中にあると車と人通りが多いため騒がしく、逆に遠すぎると市街地までの移動が不便で面倒ということになりかねません。市街地がどこか分からないと思うかもしれませんが、上記Booking.comHotels.com上でゲストハウスを検索すると「中心部から○km」という表示が出てくるので分かりやすいですね。

 その地へ宿泊する目的が次の場所への中継地ならば、駅やバス停の近くに宿泊すると便利です。

価格

 安ければ良い、そんなことはありません。安いには安いなりの理由があります。かといって高いから良いということもないので、やはり口コミを頼りにバランスをとることをオススメします。

女性なら女性専用部屋があること

 何が大変って、着替えです。カーテンがあれば大丈夫かもしれませんが、ない場合いちいち服を持ってトイレに行く必要があるので大変だと感じました。

ゲストハウスに到着してからの流れ

予約画面を見せる

 受付でフルネームで名前を伝え、不安な時は予約画面を見せましょう。電波が入らない可能性もなきにしもあらずなので、スクリーンショットをとっておきましょう。受付で予約入ってないよ、と言われたら困りますもんね。

パスポートを渡す

 通常はコピーを取って返してくれるはずです。ごくまれに、そのまま預けることになる所も。管理体制がととのっているかは・・・Good Luck。 とてつもなく不安だと思うので、コピーを何枚か持っておきそれでもいいか聞いてみましょう。

料金の支払い

 サイトやアプリ上で先払いの場合を除き、宿泊費を現地で払うことになります。アジア圏では先払いが多かったように思います。

また料金を先に支払ったら、領収書(Reciept:レシート)は「必ず」もらうようにしましょう。そうしないと、後から払ってないと言われる可能性もあるので、お互いの誤解をなくすためにも必ずもらうようにしたいです。

ゲストハウスの説明

 鍵・部屋の使い方、門限などゲストハウスの簡単な説明があります。時には部屋に案内され、どのベッドを使って良いのか説明がある場合もあります。もし部屋への案内がない場合は、この部屋の◯番ベッドを使ってねと言われ、貴重品を入れるロッカーも割り当てられます。

 シーツや枕カバーを渡され、チェックアウト時に返却するところもあるみたいです。私の時はもともと敷いてあり、チェックアウト時にもそのままでした。

部屋に入ったら・・挨拶?

 もし他の人が部屋にいたら、軽い挨拶の「Hi」「Hello」で十分です。私はガチガチに自己紹介をして会話しないといけないと思っていましたが、全くそんなことありません。リラックスしていくのが一番です。自分でも後から考えると笑っちゃいますが、行く前の私の脳内と検索履歴がこちら。

(脳内)Hi, I’m Eri from Japan. Nice to meet you! What’s your name?

検索履歴

 もちろん、交流したい方は積極的に話しかけてみてください。例えば、「How long have you been here?(ここに来てどれくらい?)」「What did you have for lunch/dinner?(昼・夜何食べた?)」から話題を広げてもいいですね。

ゲストハウスの雰囲気

 ほぼ全てのゲストハウスがとっても国際色豊かで、くつろげる空間づくりを提供しようと心がけています。そのため過ごしやすいです。また宿泊プランに朝食をつけることができたり、また別で昼食や夕食を注文できるところも多くあり、体調が悪い日などゆっくりしたい日は外に出ずとも生活できます。アジア圏だと、Grab Foodという日本でいうUber Eatsのようなサービスも充実しているので、体調を壊して外に出れない日によく注文していました。

 部屋自体は寝るだけ、という感じであまり広くない印象です。ベッドはカーテンで仕切られているところがほとんどですが、まれにカーテンがないところもありました。1日だけの滞在だったので何ともいえませんが、何かが嫌だった記憶は特にありません。また他の人が出す音などは、イヤホンをしていたせいかあまり気になりませんでした。

 基本的にお昼の時間帯は、部屋に人があまりいません。観光やビーチ、ショッピング、食事などで出かけているのがほとんどで、夕方から夜にかけて部屋に戻ってきます。たまに私みたいにカーテンを閉じてYouTubeやドラマを見ている暇人もいますが、共用スペースが充実してるとそこでパソコンで作業している人をよく見かけます。テラスがあるゲストハウスもあり、外の空気が吸えるのと景色を見てリラックスできるので最高です。

ゲストハウスへの持ち物について

 さてこれまでゲストハウスについてや宿泊方法などをお伝えしました。ここでは、あくまでもゲストハウスに必要なもの・不要なものとして焦点を当ててお伝えしたいと思います。充電器など、明らかに持っていくようなものは省いています。

必要なもの

★南京錠

 これはマストです。必ず最低でも2つは持っていってくださいね。ロッカーを割り当てられた時に基本的には鍵がついていないので、自分の持ってきた鍵を使用しないといけません。

 また、南京錠には鍵タイプと4桁の暗証番号タイプがありますが、鍵タイプは本当におすすめしません。というのも旅先で鍵をなくした場合、ペンチ等で破壊しないといけないんですが、これがかなり大変です(目撃しました)

 さて暗証番号タイプですが、4桁の数字くらい余裕で覚えていられると思いますよね!以前ケータイショップの窓口で働いていたんですが、たった数分前に設定したスマホのパスワードを忘れてしまう方に”何人も”遭遇しているので油断しないようにしてくださいね。絶対にノリで暗証番号をつけないでくださいね。例えば、1192つくろう鎌倉幕府とか。

★虫除けスプレー

 蚊帳がある場所もありましたが、蚊やハエはあちらこちらにいます。もちろん部屋にだっています。デング熱やマラリアなどの伝染病を運ばせないためにもマストです。

 日本で買ったシュッと空中に吹きかけて予防するのを持って行って、思いっきり窓があいている部屋の中で吹きかけたら、蚊じゃなくてハエがパタパタと死んで床でジージーうなってて気持ち悪かったですが、効いてるんだなーと実感できました。他の人がその部屋にいる時にはできないのが難点ですね。

★エコバッグ

 シャワーをする際に服やシャワー用品を入れて、扉の内側にかけておけるのでかなり便利です。また、スーパーに買い物へ行った際にほとんどの国でビニール袋が有料だったので、間違いなく必要だと感じました。

★すぐ履けるサンダル(ビーサンなど)

 現地での移動は個人的にスニーカーをおすすめしていますが、ゲストハウス内においてはサンダルは重宝します。トイレやコモンルーム(共有広場)に行くのにすぐ履けるのと、シャワールームが汚い場所などはシャワー中に履いたり、シャワーを浴びた後にすぐ履けるようにと濡れてもいいようなサンダルタイプだとかなり便利です。

 日本のゲストハウスだと綺麗なのでスリッパなどでも大丈夫かもしれませんが、海外では濡れたらまずいスリッパのようなものは、おすすめしません。

★折りたたみハンガー

 通常のハンガーだとバックパックに場所をとるので、折りたためるハンガーがとても便利でした。2〜3本あれば十分です。ちなみにリゾートバイトでも活用しています。

★シャンプーなどシャワー用品(数日分)

 日本から大きいボトルで大量に持っていく必要は一切ありません。日本からは100均で売っているようなボトルに少量(数日分)入れておいて、現地で買うのがいいです。アジア圏だとスーパーやコンビニなどあらゆる所で売っているので、手に入れるのは簡単です。

★薄め/小さめのバスタオルと洗顔用タオル

 なぜか私が宿泊したゲストハウス、タオルがあるところが多かったのですが、シャワー後に体を拭く用に必ず必要です。また、ミニタオルは洗顔後に拭く用です。私のようにあまり気にしない無頓着な人は、バスタオルで代用してもいいと思います。

★歯磨き粉・歯ブラシ1本・折りたためるコップ

 意外と歯磨き粉の味にうるさいので日本から持っていきました。折りたためるコップは薄くなるのでかさばらず便利でしたよ。

個人的に不要だと思ったもの

☆ドライヤー

 アジア圏だと気温が高くあついので自然乾燥させていました。髪の毛がめっちゃ大事な人は持って行ってもいいですね。服を乾かすのに便利かもしれないですが、部屋は基本的に冷房が効いているので乾きが早かったです。

☆速乾タオル

 といって、水分を吸収してもしぼるとすぐ乾いて無限に使用できるタオルのことです。バスタオルの代わりになるかと持っていきましたが、個人的に拭き心地が嫌いでした。他の方のブログを見ると持っていった方がいいと書かれていますが、私は今後は持っていくか分からないです。安くはないので、もし買うか相当悩んでいる方は買わないでいいのかな、と思います。

☆洗濯バサミ

 一切使いませんでした。

☆洗濯洗剤

 ズボラなので、シャワー中にボディソープでゴシゴシ洗っていました。必要な荷物リストに折りたたみ可能な洗濯用のバケツもと書いてありますが、正直不要かなと。

余談:アジア圏の洗濯サービス

 基本的に洗濯物(特に下着類)は手洗いで部屋に干していたんですが、アジアのゲストハウスによっては格安で洗濯サービスがあり、1〜2日で洗濯して乾かしてしかも畳んで返却してくれたので、うまく活用していました。ゲストハウスと洗濯物の量によって金額が大きく異なりますが、300円〜500円ほどでできたので、乾きにくそうな服があったりその地に何日も滞在して一気に洗濯したい時などに使ってみてはいかがでしょうか。

「Do you have laundry service?」と聞き、あると言われたら「How much for this?(これでいくらですか?)」と聞いてみましょう。はかりで測ってくれ、値段を教えてくれるはずです。

☆アイマスク・耳栓

 そもそも前提としてうるさい場所を選んでいないということが大きいですが、ほとんどがカーテンがあったので他の人のスマホの光やベッドランプで起きるということがありませんでした。ちなみに私、HSPでそういう音や光にはかなり敏感ですが大丈夫でした。普段からアイマスクを利用している方は持って行ってもいいです。耳栓に関しては小さいのでとりあえず持っていくでもアリですね。

まとめ

 ゲストハウスがどういった所なのか、泊まり方、必要・不要なものなどを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。この記事を読んで、少しでもゲストハウスに宿泊するハードルが下がればなと思います。そしてたくさん旅をして、たくさんの景色を見て、たくさんの人と出会い、素敵な日々を過ごすことができるよう願っています。