
バリ島からフェリーで40分で行くことのできるペニダ島ですが、この島には多くの観光名所があるのを知っていますか。ほとんどが海にまつわるスポットなのですが、なんせ海がとても綺麗です。また、その独特な地形がなす景色がとっても美しいんです。周辺にはシュノーケリングができるスポットも多数あり、ダイバーからもとても人気な島だそうです。シュノーケリングだけでもタイミングが合えば、マンタも見ることができるのだとか。
私はGoogleマップを見ながら旅程を立てるのが多いのですが、たまたま見つけたこの島を見ていると、なんとも美しい場所がたくさんあるじゃないですか!『美しいものはこの目で見たい!』という思いから、ペニダ島に行く決意をしたのです。
さて、ペニダ島では車やバイクを借りて観光しようと思っていましたが、島内の道があまりにも整備されておらず、ここで運転すると絶対事故を起こすなと思ったのでやめました。その代わり、島の運転に慣れている現地のドライバーさんのツアーに参加することで、色んな観光スポットを回れると思い、泊まっていたホテルでツアーに参加しました。
息を飲む絶景をぜひみなさまにもぜひ紹介したいと思い、私がツアーに参加した時のことを書いています。前回はかの有名なバリ島からこのペニダ島へフェリーで行く方法も書いているので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
宿泊したホテル
まずは、今回宿泊したホテルについて簡単に紹介します。
Pramana Natura Nusa Penidaというホテルです。Websiteを見ると分かるように、勾配のある場所に建物があり、全室オーシャンビューです。プールもレストランもあり、海を眺めているとイルカがジャンプしているのを見ることもできます。私たちが泊まった時は、初めての日本人客だということで、とても喜んでくれました。ただ、周りには何もないです。

ツアーの手配
ホテルのフロントで手配してもらいました。フロントにはパンフレットがあり、どういったツアーがあるかや、金額まで詳しく書かれていました。他のホテルでも、ツアーの手配は必ずといってやってると思います。

今回のツアーの内容
できるだけたくさんの場所を回って写真をとりたかったので、コンビネーションのツアーを選択しました。
訪問場所は、①Kelingking Beach ②Broken Beach ③Angel Billabong ④Crystal Bay Beach ⑤Atuh Beach ⑥Diamond Beach ⑦Thousand Island ⑧Tree House(順不同)の8つです。

ツアーの料金
1,350,000ルピア/約12,300円で、車一台(一般的な乗用車)の料金です。今回2人でツアーに参加だったので、1人約6,000円で1日ツアーに参加できました!※2024年2月の情報です。
駐車場代、ガソリン代は含まれており、各名所の入場料や昼食代は含まれていないとのこと。
ツアーの詳細
ドライバーさんは英語があんまり話せなかったので、ガイドというのはなかったです。なので、そこの場所がどういうところなのかは分かりませんでした。ですが、それぞれの観光名所で集合時間を決めてくれ、その時間内で各自で観光しました。どのスポットでもドライバーさんがたくさん写真を撮ってくださり、とってもありがたく感じました。
※この先入場料と書いてあるとことは、1人か2人か忘れましたが500〜1000円ほどだったと思います。詳しくは忘れてしまいました。書いてなくても料金が発生したかもしれません。そこは申し訳ないです。
Diamond Beach

ボコボコで坂道、カーブが多い道を進んで進んで進んで…最初にDiamond Beachへ。到着すると、入場料を支払います。正直なんの入場料かや公式なのかは分かりませんが、それを払わないと先に進めないので支払います。少し道を進んでいくと、絶景が広がります。この景色は圧巻です。
元気があれば、階段で下のビーチまで降りてもいいよと言われましたが、私は高所恐怖症なので遠慮しておきました。階段が急なので体力と時間のある人はどうぞ!
Atuh Beach

Diamond Beachを違う角度から見ることができます。Beachとあったので、言葉通りビーチに行けるのかと思ったらそうではありません。眺めは綺麗です。
Tree House

崖の上に立つツリーハウス。入場料が75,000ルピア(約700円)で、ツリーハウスに登ることができたかどうかは覚えていません。

昼食
昼食は含まれていないのですが、次の観光名所へ行く道中に街みたいなところに寄ってくれ、そこで昼食をとりました。ちなみに指定はできず、めちゃくちゃローカルな場所へ連れて行かれました。笑
ですが、そのおかげでローカルの料理を食べる機会に巡り会えました。


美味しい!けど、めっちゃ辛い〜〜〜〜!!!!
辛くない料理もありましたが、一部のお肉がとてつもなくびっくりするくらい辛かったです。コーラをがぶ飲みして、なんとか落ち着きました。お会計時、面白いことにドライバーさんの分も勝手に追加されていました。別に安かったからいいけどさ。そういうことじゃないんだよ。なんでやねん。

(こういうところ、アジアだな〜〜〜笑 インド旅行思い出したわ。)
さて気を取り直して、観光再開です!
Kelingking Beach

多分ペニダ島の絶景、観光名所で一番有名な場所だと思います。とにかく人が多い。ですが、絶景!写真をたくさん撮ってもらいました。売店みたいなのもたくさんあって、ちっさなわんこちゃんがテーブルでお昼寝してたのが可愛すぎて、そこでアイスクリームを買っちゃいました。ここも入場料があったと思います。

Angel Billabong

面白い地形で、窪みに海水が入ってきてとっても綺麗です。潮の満ち引きがうまいこといくと、反射でとっても綺麗な写真が撮れるようです。窪みに溜まった海水の所に人が入っていて、泳いでる人もネット上の写真で見かけましたが、あくまでも自己責任で!
海を眺めていると、イルカの群れが近くを通っていく場面もありました。
Broken Beach
橋みたいになっていて、真ん中は渡ることができます。私は高所恐怖症…はい。ここも周辺に売店などがあり、飲み物やフルーツなどを買ったりできます。

Crystal Bay Beach
特別変わったビーチというわけではありませんでした。海に入ってもよし、レストラン(というより海の家的な)で飲んでもよし。私たちは海には入らず、ビールを飲んでリラックスしました。

Thousand Island
ごめんなさい、覚えてません。笑 どこかに立ち寄ったというより、島々がたくさんある景色のことを指してたのだと思います。多分。知らんけど。
ツアーの感想
とにかく移動時間が長いし、とにかく暑い。車もエアコンはあったものの全然効かず、めちゃくちゃ汗を書きました。ということで、飲み物と酔い止め(必要な方)は必須です。汗をかいてもいい服だけど、写真撮影をするのに『映える』服を選ぶといいと思います!
中にはマイナスなことも書いてしまいましたが、「苦労すればその分良いことがある」という言葉があるように、移動こそ大変でしたが数々の絶景を見ると、その苦労をしただけの価値はあると思いました。何よりも、自然がおりなす美しい景色たちを目に焼き付けることができたこと、それが一番の思い出です。
そんなペニダ島はバリ島からフェリーで約40分で行ける島なので、もしバリ島に行く機会があればペニダ島に足を運んでみてはいかがでしょう。まだ見たことのない新しい景色があなたを待っていますよ。










ごめんなさい。怖がらせるつもりはないのですが、ここはインドネシアで文化も違いますし、日本みたいに発展していません。ホテルもツアーも日本とは全然違います。日本だとツアーガイドさんはきちんとした知識をもって、安全にしっかりお客様を楽しませると思いますが、私が滞在した時はツアーの人々もホテルの方々もプロフェッショナルな対応とはまた違ったものでした。もちろん愛想はとても良かったのですが、知識や特に安全面などはまだまだだなと思います。もちろん、きちんとしたツアー会社さんやホテルもあると思いますので、その方々には申し訳ないです。
最近(2025年8月)、ペニダ島からサヌール(本島)へ向かう船が転覆して数名の命がなくなってしまうという悲惨な事故が起こりました。大きな波にのまれたとのことでしたが、もし人々がきちんとした知識をもっていて安全を優先させていたのなら、こういった事故は起こらなかったかもしれません。もちろん日本や世界中でも、そういうことを怠ったが故の事故もたくさん起こっています。自分の身は自分で守るという言葉があるように、身を守れる時は自分で身を守りましょうね。